運営:社労士Officeボクマクハリ(東京都葛飾区東水元)
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はじめまして。社会保険労務士の岩﨑裕司と申します。
私は足掛け7年、うち丸4年間の引きこもり経験を持っています。30代のほとんどを暗闇の中で過ごし、何も見えない日々を送っていました。
人生という道は振り返って初めて、その必然性を確認できるものです。進んでいる最中は、しばしば暗中模索の連続です。この分からなさを楽しむことが人生の醍醐味かもしれませんが、私にとっては大変な不安の連続でした。
「今はこのように立派になれました」と書きたいところですが、実際のところ、今でも不安を身近に感じています。自分だけルールを知らされていない社会に放り出された感覚や、どこかに帰りたいという強い思いが、常に私の中にあります。それらに「発達性トラウマ」という名前があることを知ったのは、つい最近のことでした。
自分自身に病名をつけてもらい存在を定義されることで、デイケア、B型作業所、特例子会社を経て、障害年金や社会保険業務に出会い、開業に至りました。何も持っていない状態での開業は恐ろしいものでしたが、社労士合格が次の扉を開くトリガーになると信じて進みました。
結果がどうだったかは分かりませんが、今のところ、誰かの役に立てているように感じています。過去は変えられないと言いますが、過去の見え方が変われば、その意味合いも変わります。過去は常に変わっていくものであり、振り返ることでその変化に気付くことができるのです。
障害年金の申請は複雑で煩雑な作業かもしれませんが、その過程で家族関係が修復されたり、受給による安心感で穏やかに「これから」を考えることができることも事実です。私も障害年金に助けられ、生きる支えとなりました。
一人で悩んでいる方や、日常に忙しくて二の足を踏んでいる方は、ぜひお声がけください。お近くまで駆けつけます。あなたが少しでもホッと息をつけるお手伝いができれば幸いです。
社労士Officeボクマクハリ・障害年金ささえるリンク代表
岩﨑裕司
劇団青年団(平田オリザ主宰)に俳優、演出部として9年間在籍。映画、CMなどに出演。その後ひきこもりを足掛け7年→デイケア→就労継続B型作業所→特例子会社を経て社会保険労務士として開業。
主な俳優活動:
演劇:全国ツアー、ヨーロッパツアー(4か国5都市)、香港、オーストラリア公演等
映画:『ハチミツとクローバー』『ぐるりのこと』
CM:ジャックスカード、シャープ液晶AQUOS、ダイワハウス、ナビタイム等
主な劇作、演出活動:
『僕は普通』で第2回かながわ戯曲賞最優秀候補
『僕の言葉で訳せない』で第9回日本劇作家協会新人戯曲賞最優秀候補
『最高の前戯』で第4回かながわ戯曲賞受賞
→主演 吹越満、片桐はいり、演出宮沢章夫でリーディング公演 (@神奈川県立県民ホール)
『突端の妖女』で第12回日本劇作家協会新人戯曲賞最優秀候補
その他活動:
ワークショップ「ボクマク式身も蓋もない演技入門」を開催
雑誌「演劇ブック」、「ユリイカ」に、自身のインタビュー記事等が掲載
書籍 日本劇作家協会の優秀新人戯曲集2004、2006に自身の戯曲が掲載