運営:社労士Officeボクマクハリ(東京都葛飾区東水元)
受付時間
連携先の事業所からご紹介いただいた方でした。初診日は、平成3年3月以前に国民年金任意加入対象だった学生時代に遡るというご相談内容でした。現在まで複数の病院を定期的に受診されており、社会的治癒による再申請は困難と思われました。また、以前には特別障害給付金の申請で不支給決定を受けた経験もお持ちでした。今回は事後重症請求による再チャレンジのご希望で、サポートをお引き受けしました。
前回の請求から5年以上が経過していたため、初診証明の省略ができず、改めて初診日を証明する資料が多数必要でした。まず、ご本人に学生時代の初診主治医へ宛てたお手紙を作成していただき、それを第三者証明として利用しました。この結果、初診日を証明することができました。
直近の診断書の作成には3か月ほどかかりましたが、その内容は前回の不支給決定時のものと同水準でした。そのため、日常生活状況や認定基準を医師に再度丁寧に説明し、現在の状態に即した診断書を作成いただけるよう要望しました。
提出までに時間はかかりましたが、特別障害給付金の請求では申請後に追加資料を整備できるため、結果的に最短での手続きが可能となりました。その結果、初回振込で6か月分の給付金が支給され、ご本人とともに心から安堵しました。