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障害年金を受給することが、家族にどのような影響を与えるかについて、いくつかのポイントを考えてみましょう。
1:税法上の扶養控除対象配偶者にできるかどうか→障害年金は非課税のため、収入が障害年金のみの場合は、配偶者を扶養に入れることが可能です。ただし、配偶者に他の収入がある場合は、税務署に確認する必要があります。
2:健康保険の被扶養者にできるかどうか→障害年金を受給していても、配偶者が健康保険の被扶養者として登録されることがあります。被扶養者の要件は、通常は年間収入が130万円未満ですが、60歳以上の配偶者や障害厚生年金を受給している場合は180万円未満である必要があります。
3:家族の年金に影響を与えるかどうか→障害年金は個人に支給されるため、配偶者や他の家族が受給している年金額には影響を与えません。そのため、家族の年金額は障害年金の支給額によって調整されることはありません。
4:家族の収入が障害年金に影響を与えるかどうか→家族の収入の多寡は、障害年金の支給額に影響を与えません。つまり、家族の収入が高い場合でも、障害年金の額は変わりません。
障害年金は、ご本人だけでなく、家族の生活を支える役割も果たします。ご家族が安心して生活できるようになることで、障害年金は大きな意味を持ちます。