ブドウ膜炎(内眼炎)で障害年金を申請するケース

ぶどう膜炎とは、眼のなかにある虹彩(こうさい)、毛様体(もうようたい)、脈絡膜(みゃくらくまく)とそれに隣接する組織に起きる炎症の総称です。聞き慣れない名前の病気ですが、失明に至ることもある恐ろしい病気です。

ぶどう膜炎は、細かく分けると30種類以上あるぶどう膜関連の炎症の総称であり、原因も多種多様です。主な原因としては、ウィルスや細菌・真菌などによる感染性ぶどう膜炎と、それ以外の非感染性ぶどう膜炎の2つに分類されます。

感染性ぶどう膜炎の原因として多いのはヘルペスウィルスやサイトメガロウィルス、結核や梅毒などの細菌です。

非感染性ぶどう膜炎の原因には、全身の症状を伴う原田病(Vogt-小柳-原田病)、サルコイドーシス、ベーチェット病をはじめ、リウマチ関連疾患、炎症性腸疾患、糖尿病などの病気や、眼だけの症状をきたす網膜色素上皮症などがあります。原田病(Vogt-小柳-原田病)、サルコイドーシス、ベーチェット病によるぶどう膜炎を三大ぶどう膜炎と呼ぶこともあります。

いろんな精密検査を行ってさまざまな角度から調べてみても、どうしても原因がわからない場合も2~3割あります。

ブドウ膜炎の症状が下記の障害等級認定基準に当てはまれば、障害年金を受給できる可能性があります。

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